邪気とは

邪気とは、病気のもとになる悪者と考えます。昔話に出てくる鬼みたいなイメージです。日本列島には、季節ごとにいろんな邪気がやってきて悪さをしますが、梅雨の不調は「湿邪」のしわざです。湿邪は水の絆寳を持ち、ずっしりと重くにごっています。体がその影響を受けると、重だるくなります。しかも、湿邪のエネルギーは下に流れやすく、脚のむくみや下痢など、下半身の不調を引き起こしがちです。また、ネバネバした感じですから、目やにやネバっこい鼻水などをつくり、症状を長引かせようとします。